サポーターの皆さま
新年明けましておめでとうございます。旧年中は多くのご支援を頂きました。ありがとうございます。本年も倍旧のご厚誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、平成29年酉年がスタート致しました。弊グループは1/4まで休暇を頂いておりましたので、本日5日が仕事初めになります。
年始の株式市場の動きを見れば、何だか、世は強気モードのようですね。これも“トランプノミクス”効果なのでしょうか?でも、彼は殊、経済政策においては、リスクテイカーではなく、生粋の保守カンサバティブだと思うのですが。その御仁効果が日本の株高につながっているとは不思議なものです。
ここ数年、年初の株式市場は弱含みで始まることが多かったように感じます。専門家のお偉方は今年の日経平均は21000~22000円辺りで〆るとう声が多いですね(でも、この予想金額は昨年と同じだと思います)。この株高は節分まで続くのでしょうか?それとも、一年通じて、上り基調でいくのでしょうか?今年の大納会日経平均25000円超もあったりして。
シートベルトメーカT社、決算粉飾T社等投機銘柄で利を得る、プチ株長者がまたぞろ増え、巷の書店には雨後の筍ごとく、射幸心を煽るような株式投資関連本を目にする事が多くなりそうですね。世界を俯瞰すれば、米、ヨーロッパ、ロシア等大国がブロック化していく中で、とても、この株高を長く謳歌出来るとは思えませんが。
物価上昇には好影響となる、ここ最近の原油高も我々、中小企業にはエエ感じのボディーブローとなります。金利の上昇も間近!?これは利益圧迫要因!メーンバンクには今から、モミ手スリ手の“寝技”を考えねば…
…といつものネガティブモードでなく、今年は弊社(弊職)もリスクテイカーになろうと思います。とは言え、財テクで稼ぐというわけではありません。誤解なきよう。ここ数年は製品原料相場の高騰、受注量の激しい変動等、先の見通しが不透明になる要因が多かったこともあり、非常に縮こまった超保守経営を通しておりました。がしかし、もう流石にこのスタイルには疲れてきたので、ここらで、保有資産の効率化に積極的に取り組んでいこうと思います。
とは言え、まともに使える資産は現金(大半が借金)、在庫しかありません。うーん…そうなれば、調達金利を上回る資産効率を目標とした、現金による“投資”(株じゃないですよ)を模索しないといけないわけです。これは、バブル期(大学卒業前後)以来、右肩下がり、守り中心で生きてきた弊職にとっては、非常に難度の高い案件であります。とうとう自分にも突き付けられた、ROA経営に取り組まねばなりません。ここは開き直り、“大胆、且つ緻密”にやって行こうと思います。
弊社が定期購読している業界内信用情報誌の今年の標語は酉年に因み“自力で飛び立ってこそ、天高く翔べる”さすが、良いこと書きますよね。ただ、弊社の場合、他力(借金)による~なんですよね。よーし、では、レバレッジ効かすぞ!
上坂