カン喜第２製造課課長 森崎です
２０１７年も早いもので一か月が過ぎようとしております
ここ数日は寒波の影響で普段は雪の珍しい地域でも降雪があり、寒さ厳しい日々が続いております
インフルエンザなども流行りの気配をみせる時分、皆様は体調など崩されたりしてはいないでしょうか？
風邪や病気、体調不良に陥らないために様々なケアが考えられますが、やはりまず第一には食事による栄養補給でしょう。より栄養があり、より安全な食品を選び、体に摂りいれることは健康面において重要なポイントであろうと思います
その食に関して昨今、異物混入を筆頭に様々な問題・事故がニュースでも取り上げられ、消費者の皆様より安全・安心を求める意識がより強く、より厳しいものとなってきています
私が担当する部署は、弊社において製造された製品の包装を行うラインになります。弊社での製造ラインの最終点であり、品質管理の最終チェックを行う部署になります。言い換えれば、不良品を社外に出荷させないための最後の砦と言えます
異物検品に際しては金属探知機やX線検出機などの検査機器を用いていますが、毛髪や非金属など前述の機器に反応しない異物などはやはり目視による検品が欠かせません
日々の作業にあたり、自身のチェック漏れ・見落としによって、せっかく購入していただいたお客様に不快な思いをさせてしまわないか、と日々強い緊張感のもと作業にあたっています。また、同じラインの仲間にも同じような意識でもって作業してもらわなければならないのですが、他者の考えを変化させるのはなかなかに難しく、理想の状態との乖離にはがゆくもあります
常日頃からクレームの出ない製品つくりに注力していますが、残念ながらクレーム数は前年より増加してしまっている状態であります。ここ数年多発する食の問題によって、お客様よりの食の安全へのハードルが我々が考えていたものよりも、より高く厳しいものになっており、それを想定内として対応できなかった現状に強い危機感と自身の未熟を痛感させられております
新年もひと月が過ぎようとする中、今回投稿の機会がありましたのでこうして文章として自身の心内を記す事で、改めて食の安全・安心へと取り組む姿勢を見直し、皆様へよりよい製品をお届けできるよう、２０１７年も頑張っていきたいと思います
お目汚し、失礼 カン喜製造課 森崎でした
