皆さん、こんにちは。
今回も「品質管理」の仕事についてです。
前回は自社工場における「品質管理」について触れましたが、
今回は自社工場以外(自社工場に納入される製品)の「品質管理」にふれてみたいと思います。
自社工場で製造される製品等、自社内での「品質管理」を行っていれば、安心・安全である。
いやいや、そんなことはありません。
自社工場で製造する製品に使用する材料、資材等がきちんとした物であるかを確認することも必要です。
具体的にはどのような事を行うのか?
規格書、証明書等を発行してもらうこともそうですが、実際に工場に訪問し現場を確認することも必要となってきます。
(納入された物だけをみての判断では難しい点から)
現場を確認することにより、取引先工場の現在状況、生産工程等を把握することが出来ます。
現場確認については目的を明確にして行う事が重要です。
(取引先の状況や起こり得るリスクを予測)
主なチェック項目としては、
・作業工程(作業記録)
・材料、資材等の保管状況
・工場内(外)5S
・不良品(良品)の分別管理
となります、実際のチェック項目はまだまだありますが・・・
ポイントとしては、品質に直接影響を与える管理がきちんとできているかを確認します。
現場確認にて発見された問題点については改善を促し、実際に改善されたかどうかを確認することも必要です。
問題が発生した場合にはその工場だけでなく、工場確認を行わなかった側も責任を負うことになります。
自社工場の「品質管理」だけではなく取引先の「品質管理」にも目を向けることが“安心・安全・安定”
供給の実現に繋がる事を意識し今後も従業員一同、高いプロ意識を持って品質向上に取り組んで参ります。
今後とも宜しくお願い致します。
株式会社カン喜 廣瀬