ベンチャー企業?

dsc_0130 dsc_0134    日頃のカン喜グループへのご支援ありがとうございます。
さて先月、9月26日(月)チャレンジングな体験を致しました。某金融機関主催、”ベンチャーマーケットほにゃら~”題したイベントに参加したのです。
既知の通り、我が社は創業43年を迎える、超オールドカンパニーであり、皆さんが想像する、ベンチャーイメージ(斬新・若い・フレッシュ・将来有望…)とは程遠い企業です。
しかしながら、このイベントには私の日頃の悩みを解消する何かがある!と感じ、他役員とプレゼンテーションに挑戦したわけなのです。
当社は日本国内における、冷凍牡蠣加工品市場にて相応のシェア、ポジションを確立しているにも関わらず、消費者間の知名度が低い…極めてニッチ、地方中小企業、生業の半分が大手へのOEM供給等の点を考慮すれば、致し方ないのかもしれませんが、NB品でトップシェア品があることも考えれば、企業認知度を上げるための頑張り代は未だたくさんあります。
製品を見て、”カン喜”をイメージして頂く。そこには競合品との価格戦争はなく、我が社にとって、適正単価での顧客ロイヤルティーを創造することが出来るわけです。
他参加企業はファイナンス面でのエンジェル探しだったと思われますが、現状、メインバンクがしっかりサポートして頂いている当社にとって、その必要性はなく、プレゼンの主目的は企業ブランディング構築の為、有効なアドバイスを提供してくれるアドバイザーを見つけるためでした。
金融機関(聴衆者の大半)の頭取、役員クラスの前でスティーブ・ジョブスさながら、シナリオ紙を見ず、やりました。彼等には程よい睡眠薬になったようです。
たとえ、”カミカミプレゼン”でも我らのひたむきな姿に感銘を受け、”是非、御社をサポートしましょう”という声を待っていたのですが、有難く頂戴したのは、同じプレゼン参加企業からの以下お願いでした。
”当社の開発した美容液は究極のアンチエージング!パテントも申請許可済。製品名はババイラ。名の由来はこの世の中にババアはいらないからつけました。是非この製品を東南アジア他海外の富裕層にPR販売してください。アナタのほうれい線も一ヶ月で消えてなくなりますよ~”という事で当初の目的から大きく乖離、コスメの代理店になりました。
先方の社長に一言”ヨメのほうれい線が消えたら、世界中のオバハンをゼロにすべく、頑張ります!”