ロングトリップ

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日頃はカン喜製品のご愛顧ありがとうございます。カン喜の上坂です。先月10/16より、途中、数日工場に滞在したのみで、家を素通り、4か国複数主要都市に出張してまいりました。
モスクワを皮切りに、サンクトペテルブルク、香港、シンガポール…その後、工場に数日間在社して、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)と巡回してまいりました。計12回のフライト(旅費をケチったので、経由が結構ありましたから)と極寒の地から、赤道付近までの移動、滞在であったので、流石に人生半世紀の老骨には応えました。
特に気温差30℃超(北端のサンクトペテルブルクとシンガポールの差)にやられました。シンガポールでは発熱してしまい、加えて、急な便秘(海外といえば、下す人が多いんですけどね)に襲われてしまい、体調超不良状態の中、命辛々、一旦の帰国をしたわけです。内心、体調を崩したのが、シンガポールで本当に良かった!これが、ベトナム、ミャンマーだったらどうしよう。ちゃんとした、医者がいるのかどうか…
さて、今回の出張で印象(良い意味で)に残ったのが、初めての出張先ロシアでした。西側に属する人間として、過去の歴史事実、歴史教育等の影響により、東側の親玉にはネガティブなイメージしかなかったのですが、ロシア市民の規律正しさ(歩行者も自動車も信号を守る。日本人にとっては、当たり前ですが、これが出来ていないところがアジア各国多い)、社会的弱者への配慮(杖を持った老人が電車に乗ってくれば、即、5~6人が立ち上がって、席を譲る)等、目からうろこが…的な事を多く経験させて頂きました。
折しも、シリア問題により、欧米から経済制裁を受けている最中、同国の日本への食材供給要請は切実なものがありました。12月にはプーチン大統領も安倍首相の故郷であり、また、当社が所在する山口県に来られます。これを機に日本、ロシア両国民には互いに関心をもって頂きたい。
そして、カン喜としては、地方発、日ロ経済関係が民間レベルで健全な発展をしていくよう、ひいてはそれが、長引く、両国間の政治問題解決に向けての一助になればと、微力ながら尽力させて頂く所存です。
体調復調しない状況下、その後のベトナム滞在は小生の沢山あるウィークポイントの一つである、喘息も誘発してしまいました。咳が止まらなくなってきましたので、コメントもここまでとさせて頂きます。あとはロングトリップの写真をご鑑賞ください。