立春を過ぎても寒波が強く、北陸や北日本にかけて、車の渋滞や除雪の事故等が毎日のように報道されるのを見て、多くの方々が被害に遭遇し、生活が一変したことを思うと心が痛みます。
私も1月の終わりに、小雪舞う寒い朝、凍結した道を用心に用心を重ねて運転していたところ、今までスリップしたことのない場所で、急にスリップしてハンドルを取られ、事故をしてしまいました。幸いなことに一人相撲で人に迷惑をかけることなく、怪我もなかったのですが、ショックが強く自分で動きが取れないため、救急搬送していただきました。病院到着後、ショックで免疫力も落ちたのか、インフルエンザも発症し、高熱と全身の痛みで5日間、近年にはない最悪の体調で寝込みました。
インフルエンザの症状が治まってからは、早く仕事に復帰するために体調を調えるよう食事・運動・睡眠に気を遣いながらリハビリに努めましたが、健康時の生活リズムに戻すには、時間が掛かっています。特に体力づくりに欠かせない食事(栄養)については、力を入れて取り組んでいますが、まずい食事にはどうしても手が出ません。一汁三菜を基本に栄養士・調理師が工夫して、提供頂いた病院食も喉を通らない状況が続き、食事の大切さを痛感しました。
現在は、家に帰り、リハビリをしていますが、事故前の家庭食と何ら変わりはないのですが、家族の顔を見ながら食べる食事の美味しさをしみじみと感じています。
農業事業部 檜原