気づけば10月も半ば

光陰矢のごとし、月日の流れるのは早いもので十月も半ばを過ぎて、いよいよ年の瀬が顔を見せ始める時期となりました。

とはいえ、今月の上旬は秋めく風の涼しさは感じても、日中は気温も高く、屋外での作業などでは汗がにじむ日も少なくありませんでした。

先日、大きな被害をもたらした台風19号が過ぎ去ってから、思い出したかのように気温が下がり、ようやく暦にふさわしい風情となってきました。冷凍庫でも作業を行う身としては、つらい季節がやってきたなぁ、とあまりテンションの上がらない季節でもあります。

仕事を終えて冷えた体で家に着いたらば、温かいお風呂に浸かるとともに体の芯から温めたい。

そう、鍋がおいしい季節の到来です。

手軽においしく食べられる、ぬくぬく料理に冷えた心身もあったまるというものです。

というわけで、ここ数日ぐっと気温が下がって肌寒くなってきたのを機に、半年ほど封印されていた土鍋の戒めを解き放ち、令和初の鍋ごはんですよ。

はい、牡蠣と豚バラのキムチ鍋。

大ぶり、ぷりぷりの牡蠣をいれ、ことこと煮込んで出来上がり。最近は鍋用のスープも出来合いのものでいろいろな味が発売されていて、味を調える手間がなくていいですな。

季節になって去年は見かけなかった味のスープも新たに販売されていたので、次の鍋は何味にするか、うれしい悩みができますね。

 

はい、出来上がりのぷりっ牡蠣です。味も染みて、牡蠣のうまみとほんのり苦みが、堪りません。

しかし、失敗がふたつ。

ひとつは、量が少なかった。思いのほか美味で味見ついでのつまみ食いが進んでしまい、いざ実食のときには些か量が物足りない。追加で煮込むのもあれなので、今日は物足りなさを引きづりつつ、ご馳走様。

残りの失敗は、泡の出る麦ジュースを用意していなかったこと。ご飯のおかずになればいい、そんな気持ちで準備したのはよかったが、いざつまみ食いをしたのがよくなかった。牡蠣のうまみがなんともいえず、いったん火を止め、コンビニへ。

あったまるはずの鍋のため、再び寒空の下に出る。本末転倒極まれり。

 

寒さ深まるこの時期に、鍋も献立に上る日が増えると思いますが、皆様も牡蠣の入った鍋など如何でしょうか。

 

製造部、森崎でした。