栗拾い

朝晩の冷え込みが急に厳しくなり、あっという間に秋ですね。

秋と言えば・・・・、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、と様々な秋が思い浮かびますが皆様は如何お過ごしでしょうか。

さて、我が家は先日、知り合いの家で栗拾いをさせてもらいました。

今までは、もらい専門だったのですが、今年は孫を連れて、初めての「栗拾い」です。

「梨狩り」「リンゴ狩り」「キノコ狩り」と言いますが、なぜ「栗拾い」なのか、ご存じですか?

栗は、下向きにイガを開きます。そして、完熟すると地面に落ちるのです。

と言うことは、木になっているものは、まだ十分に熟していないという事になります。

ですから、栗は他の果物のように、木になっているものを取るのではなく、地面に落ちた完熟の栗を拾っていくので「栗拾い」なのです。

また、栗は、朝から太陽の日を浴びてゆっくり熟し、どんどん地面に落ちて行きます。それを夕方に拾うのがベストです。

 

という訳で、夕方から孫を連れて行ってきました。

そして、楽しそうに拾って、あっという間にバケツ一杯に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、これからが大変です。

「食べるのは一瞬なのに、食べられるようにするのは時間が掛かるね・・・」と、ブツブツ言いながら大量の栗の皮を剥くのに約12時間・・・・・。

やっと剥き終わり、いざ料理!! (本当は、すぐに料理するよりも、冷蔵庫で少し寝かしてからの方が甘みが増すそうなのですが)

 

料理は娘の担当です。

大量の栗は、栗ご飯、渋皮煮、甘露煮、栗きんとんに。

出来上がった渋皮煮と甘露煮はじいじの出番です。瓶に詰めて煮沸殺菌して密閉しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで長期保存が可能となりますのでお正月に美味しくみんなで食べられます。

 

さて、次は渋柿をつるして、正月飾り用の干し柿の仕込みに取り掛かります。

 

実りの秋、充実しています。

品質保証部 末廣